History of TRB
先日のライヴでTOKYO ROCK BLASTERを初めて知る人も少なくなかったのでは?ということでTOKYO ROCK BLASTERというバンドについて改めてブログに書いてみようと思った今日この頃です(笑)
そもそもTOKYO ROCK BLASTERをスタートしたきっかけ・・・実はアメリカのとあるバンドのライヴを見たのがヒントでした。現在はSTEEL PANTHERと名乗ってオリジナル曲で活動していますが、元々はMETAL SKOOLというバンド名でロサンゼルス・サンセットストリップのライヴハウスで毎週ライヴをやっていたカヴァーバンドでした。2007年に実際に彼らのライヴを現地で見る機会があって、その楽しさに完全に魅了されてしまいました。LAメタルを中心とした有名な80年代HR/HMカヴァー曲で構成されたセットリストに毎回豪華なゲストが飛び入りをするというワクワク感満載のライヴ。俺が見に行った時はDOKKENのジェフ・ピルソンが飛び入りして"In My Dreams"をやっていました。80年代HR/HMを聴いていた世代なら絶対楽しめるような内容のショウでした。当時、彼らのライヴは毎週平日に行われていたにも関わらずほぼ毎回ソールドアウトだったらしいです。LAで見た彼らのライヴこそがTOKYO ROCK BLASTERを作る原点でした。日本でもこんなワクワクするようなバンドできないかなぁ〜って。
そんなヴィジョンを抱きながら2010年頃からTOKYO ROCK BLASTERは断続的に活動をスタートしました。結成当初は自分と今回のライヴにも参加した大上龍(ギター)に元SABER TIGER、現PUNISHの久保田陽子(ヴォーカル)、元SAMURAI JADEのマルコJr.(ベース)という固定メンバーで様々なアーティストのカヴァー曲をごちゃ混ぜにしてやっていました。

当時はひとつのバンドを完コピするコピバン/トリビュートバンドが多くてTRBのように様々なアーティストの曲を演奏するバンドは数少なく、コピーバンド系のイベントにアプローチしても相手にしてもらえないことも多くてスタート早々に活動が行き詰まってしまい、このライナップはわずか2回のライヴで活動が終わってしまいました。
でも俺は諦めが悪いので(笑)2013年に形を変えて再始動を決意。ギターの大上龍の他にセッション企画で知り合ったヴォーカリストの藤井重樹と元BUMP'n GRIND等で活躍していたベーシストの弦鬼をメンバーに迎え再スタート。とは言え、TRBのように色んなアーティストのカヴァーをごちゃ混ぜでやっているバンドにとってブッキングや集客の問題はまだまだあった訳です。そこで思いついたのが入場無料/投げ銭ライヴ!西麻布のライヴバー"RED SHOES"で月1ペースでこういったライヴを開催することで少しずつ集客を増やしていきました。

また、この頃からMETAL SKOOLがやっていたようなゲストや飛び入り企画もやるようにもなった。そういえばKANちゃんが参加するようになったのも元々飛び入りがきっかけでした!更に円滑にライヴ活動を進めるために自分以外のメンバーは固定にせず流動的な形を取るようになりました。もう何でもあり(笑)


ライヴ毎にメンバーが入れ替わったり、スペシャルなゲストを呼んだり(メンバーやゲストについてはまた次回書きます!)少しずつTRBは軌道に乗っていきました。入場無料/投げ銭ライヴを行ったライヴバーから通常のライヴハウスに活動の場を移し、採算面ではギリギリだったものの殆どのライヴはワンマンでやりました。それもTRBの持つ楽しさや面白さを最大限にお見せできるようにという考えでした。首都圏だけでなく沖縄でもライヴを開催する等、活動はどんどん広がりましたが2017年以降メンバーを取り巻く環境に色々と変化もありバンド自体が活動休止。そして2020年に復活を発表。諦めの悪さは健在(笑)結果的に復活ライヴはコロナの影響で延期となり先日の2022年2月11日のライヴが復活ライヴとなった訳です。
自分でも改めてこのバンドの楽しさややり甲斐を再認識することができたし、今後に向けて色々とアイディアも湧いてきました。まだまだコロナが終息しない状況なのですぐにまたライヴ開催という訳にはいきませんが、状況を見つつまた皆さんに楽しい時間と空間が提供できるように頑張りたいと思っています!どうかこれからもTOKYO ROCK BLASTERをチェックして下さいね!
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上の文章の中でも少し触れましたが、TOKYO ROCK BLASTERのレギュラーメンバーや今までに参加してくれたゲストについて次回ブログをまた書く予定です!どうかお楽しみに!
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